フィアット通貨

フィアットとは?

フィアット」とは、フィアット・カレンシー(Fiat Currency)、フィアット通貨の略称であり、日本語では「法定通貨」と呼ばれています。法定通貨とは、米国ドルや日本円、ユーロなど「中央銀行や国が発行した通貨」のことを指し、「不換紙幣」や「信用紙幣」とも呼ばれています。「現実で使用されている貨幣のこと」という表し方が最もわかりやすいかもしれません。

また、フィアット・カレンシーと逆の位置にあるビットコインなどの仮想通貨、暗号通貨と呼ばれるものは、クリプト・カレンシー(Crypto Currency)と表記されます。

仮想通貨をやり取りする世界において、例えば「仮想通貨をフィアットに戻す」などといった使い方をすることがあります。この場合の意味は「所持している仮想通貨を、(日本円などの)法定通貨に戻す」ということを表します。

「所持しているクリプトをフィアットに換算すると~」などという言葉も、意味を知れば「所持している仮想通貨を、法定通貨で換算すると」という意味になります。

また、単価の高いクリプト・カレンシーの場合、所持額が小数点になる場合や、小数点以下が膨大な数字になる通貨も少なくありません。例えば、最も有名な仮想通貨である「ビットコイン」の場合、日本円でいうところの100円を表記するのに「小数点第15位」まで表記されることになります。その為、実際に自分がどれだけ所持しているのかを確認するためにはこまめにフィアットを確認することも大切なこととなります。

発行者が存在しない「クリプト」に対して、国という大きく、世界的に信頼がおける機関が発行している「フィアット」ではありますが、近年ではフィアットの債権化や、不安定な情勢の国におけるインフレ発生などから、一部のフィアットの信用性が著しく低下するなど、問題が発生しています。

そんな状況を鑑みて発行されたのがビットコインであることから、2017年11月にはドイツ国内最大手銀行であるドイツ銀行のトップストラテジストが「10年内にフィアットの時代が終わる」と発言したことなど、波紋を呼んでいます。

基本的に仮想通貨をやり取りする世界では「法定通貨」と言わずに「フィアット」と呼ばれる事がよくあります。特に外来のモノをを指す言葉ではなくても、仮想通貨やICOという新しくグローバルな世界においてはカタカナ用語が頻繁に利用されるため、難解な印象を与える事が多いようです。ホワイトペーパー等を読み解くためにも、基本のカタカナ用語はしっかり覚えておきたいものです。

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