ソフトキャップとハードキャップ

ソフトキャップハードキャップはそれぞれクラウドセールなどのICOに関連した用語であり、そのICOに投資をするか否かと、そのタイミングを判断する大きな材料のひとつとなっています。ICOの概要を表すホワイトペーパーに記載されています。

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ソフトキャップ

ソフトキャップ(Soft Cap)は「トークンを発行するために必要な最低額」のことを指します。頭文字をとって「SC」と記載されている事もあります。

例えばトークンセールを実施するICOのホワイトペーパーで「SoftCap」の欄に「5M USD」と書かれていた場合。1Mは「100万」USDは「米国ドル」を表しますのでソフトキャップが500万ドル「この金額(500万ドル)まで出資額が集まらない場合はこのICOは不成立となる」ということを表します。つまり、トークンの発行がなされません。

ソフトキャップに達せず、トークンの発行自体がキャンセルになってしまった場合は、購入した金額が返却されるわけですが、ICOに参加をする前に必ず契約条件や、返還条件を確認しなくてはなりません。

ハードキャップ

ハードキャップ(Hard Cap)は「トークンを発行できる上限額」のことを指します。

例えばそのICOの概要で「HardCap」の欄に「50M USD」と書かれていた場合「5000万ドルまで出資額が集まった時点でこのICOの募集は終了となる」ということになります。ハードキャップの頭文字をとって「HC」と記載されている事もあります。

また、ハードキャップに達しなかった場合は残りのトークンを「burn」する、と書かれている場合、売れなかったトークンは燃やす、つまり削除されます。

多くのICOはハードキャップの10%程度をソフトキャップとして設定していることが基本となります。ハードキャップ自体が数十億~数百億に設定されていることも珍しくはありませんが「30秒弱で38億円のハードキャップに到達」という事例もあるため、高額なハードキャップでも人気のあるトークンはすぐに売り切れてしまうので、油断はできません。

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ICOに参加するか否かの判断材料のひとつ

こう考えると一見、ソフトキャップギリギリのICOはよくないのではないか?と考えがちですが、仮にそのICOが上手くいった場合、出資者も少ない分一気に売却した際の極端な値下がりが発生し辛いことや、希少的に価値が高くなるといった利点も考えられます。

気になるICOを見つけたらまずはソフト・ハードキャップの設定をしっかりと確認するのが大切となります。人気が集中しそうなICOは早めの購入を。逆に興味はあれど周りの反応が薄いICOはソフトキャップに到達しそうかという点を様子見をするといったように、バロメーターとしての役割が期待できます。

どんな投資にも言える事ですが、ICO投資にリスクは付き物。ビットコインはギャンブルだという人もいますが、ICOに関しては当たれば大きな利益が出るものの、そのような案件をまだプロダクトがない状態から見極めるのは簡単ではありませんし、成功するかは運によるところも大きいでしょう。

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