
ブロックチェーンやICOなどの単語は最近よく聞くようになったかと思いますが、その本質はあまりよく理解されていません。様々なプロジェクトが存在するなかで、ブロックチェーン技術を利用して問題解決をおこなうプロジェクトと出会えることはとても幸運なことです。なぜなら、ブロックチェーンプロジェクトやICOの本質に触れることができるからです。
イスラエルのダイヤモンド関連のプロジェクト
今回ご紹介するCarats.ioはまさにそのようなプロジェクトの1つです。既存の枠組みをブロックチェーンという新しい技術でアップデートし、それまで解決できなかった問題を解決しようという取り組みで、イスラエルのダイヤモンドに関わるプロジェクトです。
現在、世界のダイヤモンド産業が抱える最も大きな問題の1つに流通市場の形成が難しい点が挙げられます。
ダイヤモンドは採掘から取引、卸から小売までの商流において、発行市場に限定された取引がおこなわれているに過ぎません。それでもダイヤモンド産業の市場規模は年間約800億ドルで、流通市場が形成された場合にどのくらいのインパクトがあるのか想像に難くありません。

発行市場と流通市場
ここで発行市場と流通市場を簡単にご説明します。発行市場とは有価証券を発行する主体と購入する主体のみで取引をおこなう場です。一方、流通市場は有価証券の購入者が他の購入したい相手に売ることができる市場です。つまり、発行市場で売買されている(金融)商品が、流通市場に解放されることでその取引量が何倍にも膨れ上がることになります。
ダイヤモンド産業で流通市場を形成するにはいくつか乗り越えるべき課題がありました。それらの課題をすべて解決できる仕組みがCarats.ioです。
ブロックチェーンプロジェクトの本質
Carats.ioのプロジェクトを通して、本来のブロックチェーンのプロジェクト、ICOがあるべき姿を見ることができました。ブロックチェーンとトークン化よって、今まで形成が困難だった流通市場が可能になり、あらゆる商品の市場規模を拡大する可能性を秘めているのです。
であれば、見るべきなのは商品の価値とプロジェクトを遂行するチーム。世界の人口増加と経済成長によってダイヤモンドの需要は安定して増加しますし、プロジェクトを遂行するのはすでに世界有数の取引所であるIsrael Diamond Exchangeと提携したチームです。
このように、現在、ダイヤモンド本位制とも呼べる確固たる経済圏が現出しようとしています。興味のある方はぜひこちらからホワイトペーパー等の情報を入手ください。